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K-POPレジェンドによる90年代リバイバルユニットSSAK3

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K-POPレジェンドによる90年代リバイバルユニットSSAK3とは

韓国ではNewtroブームとリバイバルソングブームの影響でかつてのアーティストや楽曲が次々リバイバルされていますがついにK-POPレジェンドによる90年代リバイバルユニットSSAK3が7月25日にデビューすることが決まりました。
SSAK3とは、ユ・ジェソク&イ・ヒョリ&Rain(ピ)のユニットです。

SSAK3は、MBCのバラエティ番組「遊ぶなら何する?(놀면 뭐하니?)」から発生したグループ。
デビュー曲の前に公開されたカバーソング「夏の中で(여름안에서)」からモロ90年代の雰囲気。
ブラーがかかったソフトフォーカスのエフェクトをかけた映像は元ネタのDEUXの「夏の中で」でも使われていたエフェクト。

えっ?はるな愛?と一瞬思ってしまいましたがちゃんとイ・ヒョリちゃんです。
原曲のDEUXのダンスをみんなでしていて90年代を感じます。

SSAK3のデビュー曲「またこの海辺」は配信当日に各チャートで1位に!

7月18日に配信された「またこの海辺」は配信当日に韓国のMelon、Genie、Bugsの各チャートで1位になりました!
デビューステージの 「ショー!K-POPの中心(ショー音楽中心)」のパフォーマンスも素晴らしかったです。

MVシューティング風景

MVシューティング風景では、Joe PublicのLive and LearnHouse of PainのJump AroundKSI ft. Waka Flocka Flameのカバーヴァージョンでニュージャックスウィングを踊るSSAK3。
Joe PublicのMVと同じ大雨のセットでRAINがランニングマンやロジャーラビットなどの90年代の代表的なダンスステップを披露。

Mカウントダウンでのステージ

SSAK3メンバー

SSAK3メンバーは、ユ・ジェソク、イ・ヒョリ、Rain(ピ)の3人。
ユ・ジェソクは“ユー・ドラゴン”、イ・ヒョリは“リンダ・G”、Rain(ピ)は“飛龍”というキャラクター設定です。じわります。

レトロなスタイリングとダサいポーズで90年代のアイドルの雰囲気を漂わせる集合写真の撮影風景も公開。

ではSSAK3メンバーを個々に紹介します。

ユ・ジェソク a.k.a. ユー・ドラゴン

ユ・ジェソクは、韓国のコメディアン。3人の中で一番年長です。

イ・ヒョリ a.k.a. リンダ・G

イ・ヒョリは、1998年にFin.K.L.(ピンクル)のリーダーとして活躍したのち2003年にソロになり2000年代韓国で一世を風靡したセクシーアイドル。
“韓国の安室奈美恵”とも言われていた国民的アイドルです。

ヒョリの民泊(ヒョリの民宿)』(JTBC)で済州島の大自然に囲まれながら日々ヨガをしてスローライフを送る姿もよかったのですがSSAK3での踊るアイドル姿はやっぱかわいいですね。

Rain(ピ) a.k.a. 飛龍

3人の中で一番年下のRain(ピ)は、2000年代前半にトップスターとして活躍。
H1GHR MUSIC所属アーティストSik-K, pH-1, Jay Park & HAONたちが再解釈したRAINの『GANG』リミックスバージョン、『GANG Official Remix』で再ブレイク。
そのMVにはRain(ピ)本人も出演。
Rain(ピ)の「GANG」の振付をマネする「GANGチャレンジ」や1日1回は「GANG」のMVを見ることを意味する「1日1GANG」という新造語まで誕生し再び脚光を浴びています。

SSAK3「夏の中で(여름안에서)」のエピソード

デビュー曲の前に公開されたカバーソング「夏の中で(여름안에서)」は、90年代に活躍したHip HopデュオDEUX(듀스)の代表曲。
DEUXのメンバーで作詞・作曲を行ったイ・ヒョンドさんはインスタグラムで「空は私たちに向かって開けている。そして僕のそばには『SSAK3』がいる」「『夏の中で』の収益全額は恵まれない人々を助けるために使われるそうだ。そのためさらに満足している」という文を掲載し「SSAK3」の活動を応援しました。

DEUX(듀스)の「夏の中で」は、今もまだ韓国では愛され続けている夏の定番ソングです。

音楽業界をとっても明るくしてくれたSSAK3ありがとうございました!

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