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9月15日、YG所属ボーイズグループiKONがデビュー5周年。コニギが振り返る過去と未来。
2020年9月15日、YG所属ボーイズグループiKONがデビュー5周年を迎えました。
BIGBANGの後輩グループという、大きく誇らしくもあり大変な期待を背負っての5年。紆余曲折しながらも世界中にファンを持つ彼らを、ファンとしてとても誇りに思います。
デビューから現在まで、彼らの走ってきた5年を現役iKONIC(コニギ)が振り帰ります。
ファンならすでに知っている情報ですが、序盤は「WIN」と「MIX&MATCH」のネタバレも含みますのでこれから見る予定のある方はお気をつけください。
サバイバル番組「WIN-Who Is Next?」
デビューを競って集められたYG所属の11人の練習生。「WIN-Who Is Next?」は、AチームとBチームに分かれて、パフォーマンスを披露する番組です。結果、彼らが現在のWINNERまたiKONになったわけです。
昨今いろいろな放送局や事務所も取り入れているオーディション・サバイバル番組ですが、この頃は比較的珍しいシステムだったと思います。
エピソード4ではJYPに道場破りしに行き、JYP練習生とダンス・ボーカルバトルするという内容も。そこに登場するのがデビュー前のDAY6!若々しい彼らの様子に、YGペンじゃなくても見てほしい回です。
こちらは涙なしでは見れない最終選考の日。名曲「climax」が生まれた瞬間です。今でもライブのオーラスの、本当に最後の最後のセトリに組み込まれる、コニギ大号泣の名曲。
当時リーダーでラッパーのハンビンがソロバースを歌い上げ、そこからのジュネの伸びやかで力強い歌声・・・ここが一番心にグッとくる泣きポイント!バビペンの私としては、最初のバビのリリックの時点ですでに泣いています。母になりたい。
結果としてはデビューが決まったのはAチーム、のちのWINNERです。この時、Bチームペンは「落ちた彼らはどうなっちゃうの!?」と心配でならなかったはず。
挫折を糧にした「MIX & MATCH」
社長ヤンサから再度与えられたチャンス「MIX & MATCH」では、新しく練習生チャヌ、ジニョン、ホンソクが合流して、さらに生き残り戦が激化します。
この時、グループ名「iKON」が名付けられました。
ちなみに、ホンソクという名前に聞き覚えのある方もいるのでは?これもネタバレですが、彼は最終的にペンタゴンとして、CUBEからデビューしました。
ライブ定番曲としても人気な楽曲を複数産んだ1〜2年目
前述したように、BIGBANGの系譜を継ぐグループとして注目されていたiKON。楽曲も盛り上がるHIPHOPやパーティーソングから、しっとりアイドルらしく愛を歌う曲まで。それでも、Show Me The Money出場経験のあるB.Iと優勝までしたBOBBYがいる特異なグループだったため、HIPHOP調の楽曲が多めでした。
その精神は後輩グループ「TREASURE」にも受け継がれており、1stアルバム収録の「DUMB & DUMBER」はサバイバル番組「TREASURE BOX」でも課題曲として使用されていました。
元気で若々しいやんちゃさと、フックになるキャッチーなフレーズや振り付けがiKONの魅力!
大ヒットソング「LOVE SCENARIO」で韓国内外での知名度を上げた3〜4年目
「YG詳しくないけど、K-POP詳しくないけどiKONなら「LOVE SCINRIO」知ってるよ!」という声も実際に聞いたことがあるくらい、iKON史上大大大ヒットした曲。2020年9月現在、韓国語verの再生回数は4.2億回!
当時日本活動はもちろん、常に忙しく世界各国でライブをしていた彼らは、韓国内のテレビ露出が多い方ではなかったのですが、「LOVE SCINARIO」は老若男女歌える曲として愛されました。
まだ日本でも1日2公演をこなすなど、本当に忙しい中のレコーディングやメディア活動だったと思います。
この頃の「NEW KIDS」シリーズには、アルバム制作に当時YG練習生のmirenium(レソン)が参加。ハンビンや当時YG練習生の日本人ノアとも仲が良かったことも知られています。現在はYGを辞め、GONGJU名義で活動しています。
新しいフェーズに入った4〜5年目
リーダーB.Iの脱退も記憶に新しい現在。iKONは過去の元気で活発なアーティスト像を残しながらも、変わろうとしていました。
個人的に特に変わったと思うのは、ボーカル・ダンス担当のドンヒョク。過去サバイバル内ではBIGBANGのG-DRAGONに「自分の良さをもっと引き出さないといけない。彼は昔の自分に似ている」というようなコメントもされていました。
現在はダンスの才能を開花させただけでなく、初の作詞作曲に携わったグループ曲「Flower」もリリース。しなやかなダンスが曲の憂いを引き立たせ、今までのiKONの別れをテーマにしたラブソングとは一味違った仕上がりになっています。
私個人、ここ最近iKONがリリースした曲の中では一番のお気に入りです。
iKONの今後について、1コニギとして思うこと
毎年の日本全国ツアーがメイン活動といっても過言ではないくらい、たくさん日本のファンに会いに来てくれていたiKON。渡航でき無くなった現在は、パフォーマンス動画や個人のYoutuber活動など、主にYoutubeでの動画投稿を発信のメインとしています。
5年目になった今、ここに来て各々の良さが着実に開花しています。
ジナン、ジュネは日本語も堪能ながらギターなどの楽器も得意としていたり、バビは昔からのラッパーとしての才能は勿論、しっかり歌っていくようなシンギングラッパーとしても魅力的。ドンヒョクはグループ1のダンスの才能は勿論ながら、前述した作詞作曲の活動もしています。チャヌ、ユニョンは1人でYoutubeチャンネルを持ち精力的に活動しているので、今後はバラエティに出てもしっかり爪痕を残すような活躍ができるんじゃないかなと期待しています。
長男ジナンがもうそろそろ兵役に行っても不自然ではない年齢になり、あと数年がメンバー全員での活動の節目になりそうでもあります。
兵役前の活動がアイドルの全てではないものの、今後の人気のかかったとても重要と言える年代。
過去にiKONからのの言葉として、「自分たちが花道を飾るから、その道はiKONICに歩いて欲しい」という発言がありました。謙虚な発言に彼ららしいなとも思いながら、私はファンとして、花道を歩いているところを見せて欲しい。一緒に前進していけるようなグループであって欲しいです。
yuki
행복하자 iKON!
私をこんなに韓国カルチャーにのめり込ませたiKON、5周年は本当に誇らしい限りです。
コニギとして知り合った全国の友達は、今でも頻繁に連絡を取り合い遊ぶような大切な友人ばかりです。iKONが、YGが存在しなければ知り合いもしなかった人達だと思います。それだけ、私の人生に影響を与えた大切なグループです。
これからも綺麗な花道を堂々と歩けるよう、海の向こうから応援しています。
iKON
iKONは、2015年に正デビューした韓国出身のボーイズ・グループ
YG ENTERTAINMENTによるサヴァイヴァル企画番組にて選出され、結成。
グループ名はYGエンターテインメントの元代表ヤン・ヒョンソクによって、『韓国の象徴(ICON)になるように』という願いと『韓国(KOREA)』を組み合わせて名付けられました。
事務所:YGエンターテインメント
2019年6月より6名体制へ移行。